ドリームキリングは殺人です

ドリームキリングは殺人です

サバンナに棲むインパラのように、草を食みつつも危険に備え、何かを察知すればすぐ走り去り、それができなければすなわち死につながるような毎日を送ったことはありますか?

私はあります!

どこでかと言うと…実家です!ゲロー

実家かい!

サバンナとえらい違い。

↑これ、情報空間の話です。

ここ最近、なぜ自分は今生き残っているのかを考えていました。

過去に「生き残ってしまった」と感じたこともあったけど、「あれ、私、置いていかれたというよりは『生き残れたクチ』なんじゃね…?」と思い始めたのです。

私は物心ついた頃から今日に至るまで、1日たりとも死について考えたことがない日はありません。
そんな日は記憶の限り、どれだけ遡ってもない。
みんなそうかな?
「死を想う」とかわざわざ言わなくても、なんか自然に考えちゃわない?

幼い頃から、死は私のそばにありました。

「ドリーム・キラー」という言葉があります。

将来の夢に対して「それは無理だ。やめといたほうがいい」などと言うことです。

あるあるですよね。

そして、この「ドリーム・キラー」は、イコールそのまま殺人者です。嘘偽りなく。
人を殺します。

「ドリーム・キラー」と聞くと、キラーとはいえドリームがついてるのでなんだかソフトな、さほどの被害はなさそうな印象を受けますが、全くかわいいものではありません。

殺人者です。人を殺す人です。

「ドリーム」は、内部表現(人間そのもの)ですね。

「ドリーム=内部表現=人間そのもの」をキリングするのですから、キリングされたら人は死んじゃいます。

「夢ぐらいなくなってもごはんがあれば生きていけるでしょ?」


いいえ!人間が他の動物さんと違うのは、そこなのです!
人は物理空間よりも情報空間の比重が大きい世界に生きているのです。

私の母親はご多分に漏れずドリーム・キラー、超過保護スーパー過干渉ミラクルドリームキラーでした。

私は一挙手一投足、全てにダメ出しをされながら生活していました。

子供の私は毎日毎日「ここにいたら死ぬ、やばい、なんとかしなきゃ」と焦っていて、はっきりと親という存在の恐ろしい危険性、自分が死に至る可能性を自覚しながら生活していました。


肉体的な虐待はなく大切にされて育っているのに、子供は死に瀕していたのです。


両親の発するあらゆる言葉に自分が納得できるものはなく、身体の底から拒否反応がありました。

でも私はやられませんでした!生き残ったぜいえあ

当時私が何をやっていたかというと、両親の発した言葉に対してほぼすべて、脳内でひたすらに反論を繰り広げていたのです。

何か一言言われたら、それに対して原稿用紙数十ページ分くらいは文章を作っていたのではないでしょうか。

「ばーか」とか「ちがうわ」とか単語を並べるのではなく、自分が納得いくまで論破する、理論で説明しようと試みていました。

ディベートのトレーニングで「ニュースに反論する」というものがあり、ニュースに対して問いを立て、反論し、さらにその反論を展開していくという手法があります。

聞いた時には「難しそう〜」と思いましたが、思い返せば子供の頃に似たようなことをしていました。

子供のレベルとはいえ、それはそのまま思考トレーニング、言語を扱う訓練になりました。
そして、とてもとても私を助けてくれました。

悩み多き子の方が言葉の扱いが上手、というのは良く分かります。
私も同じような立場であったからです。

考えてみれば、私は小さな頃からひたすら言語によるセルフヒーリングをしてたんです。
それで今の私があるのは間違いないです。
おかげで今のところ、心が破壊されて使い物にならないということはありません。

そのような戦時下(親が敵という環境)で成長したため両親との接点を最小限に留めており、青春時代に家族の協力なしでは成し得ない学問や競技などに打ち込む経験はできませんでした。
10代のうちに自分の能力が発揮できる場所がどこかにあったかもしれず、少しだけ残念にも思いますが、それより生き残ることの方が重要です。


プラスにならなくてもゼロもしくは多少のマイナスで済んだのだし、また人生のどこかで挽回すれば良い、大人になった今 私の能力を発揮すれば良いのです。

また一概にマイナスとも言えず、その過程で得てきたものは大きな力になっています。
地下格闘での経験は、今後地上に出て情報空間で闘っていく基盤になるでしょう。

あるある川柳できた〜(自由律)
「親あるある 物理空間で子を産み 情報空間で殺しがち」

なにしとるん?なにがしたいん?と思いますが…

私の周りを見てもそのような家庭は多く、怖いのは「親に自分の内部表現が冒されていることに気づかない」ことです。

私が助かることができたのは、その行為に許されざるものをはっきりと感じ取り、防御していたためです。

当時から「情報空間の死=物理空間の死」であることは、完全に肌身で理解していました。

言葉もままならぬ幼い私の脳になぜその思考回路が完成されていたのか分かりませんが、本能が強いタイプの個体だったのかもしれません。

人間社会は情報空間が肥大し、戸籍もあってお墓もあって家の存続もあって、一度生じた親子関係は一生続きます。

物理空間優位の動物さんたちは、時が来れば次の交尾に向けて子供を追い払い、その後出会っても互いに血縁関係があることなど記憶に残っていない場合もあるようです。

本来、生き物というのはそちらの方が自然なのでしょう。

しかし人間社会では、生涯において繁殖よりも自分の夢を優先できるほど、豊かになっています。
もはや精神的充足(情報)が三大欲求(物理)を凌駕しています。

野生であればすっきりと切れるはずの関係性が継続してしまうため、いつまでも摩擦が多く、苦しむ人が多いのではないでしょうか。
一生続く親子関係は、おそらく生き物としては異常事態なのです。

私はたまたま生き物としての本能が強く、「親と子は適切に離れるべき」という感覚があったのかもしれません。

そんな私は両親を情報空間で全否定しつつ、物理空間ではちゃっかり餌を与えてもらって大きくなりました。

多くの場合、この「餌をもらう」という関係性が罠になっています。

さきほど、「怖いのは親に自分の内部表現が冒されていることに気づかないこと」と述べました。

この「物理空間で餌をもらい続ける」ことで「親を否定すべき」という思考回路が遮断され、情報空間で親から攻撃を受けていることに気づかないまま、精神(=内部表現)を病んでいくのではないでしょうか。

私の同世代で、親(団塊)が脇目も振らず働きそのおかげで裕福で、子は自分で稼ぐよりもやりたいことだけやり、中年以降も親離れできずに色んな形で病んでいる人を複数知っています…。

病んで周囲の人に迷惑をかけるくらいなら、まず最低限、生活のためとかやりたいことのために親からお金もらうのやめると、多少なりともメンタルの健全化につながるのでは。


「自分が自立している、自活していける」と思えない状態で、壊れない方が無理です。不安しかないもの。
(↑「ヒモには『ヒモでいる才能が要る』説」ですね)

親や世間に反対されようと水商売でも肉体労働でもなんでもやって生計立てる方のほうが、「できない」とか言ってる奴より何万倍も立派です。
「仕事で病むのが嫌」と親に依存してれば、それはそれで病んでいく…。

(そういう人達にまあまあ迷惑かけられたこと、何回かあるので)


まさに『まずは親を超えなさい!』

病んでしまうとこんなふう↓に脳も身体も動けない。


ところで、過保護ドリームキラーは母親のほうがなりやすい傾向がある気がしますが、これって身体の、フィジカルな反射が残ってしまっているからじゃないかな。
変なもの食べそうとか熱湯被りそうとか、赤子の危険を回避するため24時間監視して全神経を使っていたのだから。
その監視癖や身体反射を解除するのもヒーリングなのだろうなー。

というわけで、ドリームキリングはマーダーやスーサイドに直結する危険な行為。みんなやめような!

今の自分を見つめ直すと「自分に対するドリームキラーにならないようにしなくちゃ」と思う。

それにしても幼き頃の私、よくぞあの忌まわしき情報空間を徒手空拳で闘った。

生き残ったからには勝ちに行かないとな。

↓情報空間にいた当時のワイ(幼少期〜青年期)

 

↓大人になって重課金しためるも。武器を買えるで〜。救世主なるで〜。

 

今日ぽんと出てきたゴールだけど、めるもはおもしろヒーラー、笑いを取れる気功師になりたい。

めるもの青春はまじクソうんこだったけれども、「ごっつええ感じ」には支えられていた。

「おかんとマー君」

おもしろも、ギリギリだった私を生き残らせた大きな要素だなー。

芸人さんってすごい力を持ったヒーラーなんだもん。

めるもからおもしろを取ったら人格の大部分が消えちゃうし、キツい世界でいつでも笑っていられる時ばっかりじゃないからこそ、笑いを大事にしていきたいわ。

(苫米地先生は「テレビは捨てなさい」とおっしゃるけど(言ってないかも?w))

気功技術「大喜利」とか「例えツッコミ」とかほしい〜。


すべてはからだと心からー。

どんな時も強くいられるマインドと女性らしい所作を、1対1で理論から学びましょう


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