”THE COMPLETE COORDINATION OF MIND, BODY AND SPIRIT”
あけましておめでとうございます
metamorphoseでは、よりエクササイズをしやすくするためピラティスマシンの配置換えを行いました。
いろいろといじりながら、Balanced Body社のエクイップメントの出来はすごいなあ…と改めて感服しました。
器械の隅々まで、作り手の丁寧さと心がこもっています。
10年経ちますが全く壊れません。
また、バレエバーに左手を置いた正面側へ近々新たな壁面鏡を追加しますので、壁二面に鏡が設置されます。
前から横から身体をチェックしていきましょう!
昨年は私にとっては激動(の始まり)の年であったかもしれません。
15年ほど身体の勉強を続けてきて、ピラティスや様々なボディーワークを通じ楽しく学んでまいりました。
ジョセフ・ピラティス氏はピラティス(=コントロロロジー、コントロール学)を”THE COMPLETE COORDINATION OF MIND, BODY AND SPIRIT”と定義しています。
「心と身体と精神の完全な調和」です。
昨今のピラティスにおいてはどうしてもエクササイズに重きが置かれるため、コース中にも「世界中のピラティス指導者養成コースにおいて、ジョーが提唱していた『MINDとSPIRIT』の部分が不充分である」とは指摘されていました。
私としては「身体が良くなれば精神面も上がるでしょー」と「心と精神は身体の中に含まれているもの」としてやってきて、確かに一定の効果はあるのですがもっと上質を求めたい時期に来ています。
やはりボディだけでなく、マインドに対してはその専門的な指導を受ける方がさらなる良い結果が出るのは間違いありません。
しかし私の知っているボディーワーク界隈では、体系的に学べる講座は見当たりませんでした。
「探したけれど見つからなかった」のではなく、自分の周辺ではそのような類の学びを提示されないため、私も相変わらず身体のことしか考えていなかった、というのが実情です。
結局ずっと以前から指摘されている「『MINDとSPIRIT』の部分が不充分である」点は、業界全体で未だ欠けているのです。
ピラティス・ワールドだけでも素晴らしい講義はどんどん提供されるので、インストラクターは特定の業界内に留まりがちです。
(しかも資格が発行された会社に縛られることも多いです)
そんな中たまたまDK WORKSのことを知り、「ここで勉強しよう!」と昨年末に思いっ切り舵を切りました。
今回、学びの場をこれまで居たPOLESTAR®ピラティスの外に移してみたというだけでもかなり視界が広がり、この新年をワクテカで迎えております。
「心と身体と精神のコーディネーション」を追い求め続けることに変わりはないのですが、場所をどんどん移動させて得られるものは大きいでしょう。
ボディーワークは西洋発祥のものが多く、海外の先生方からたくさんのことを教えていただきました。
DK WORKSアカデミーでは認知科学における気功(共感覚による内部表現の書き換え)を学びます。
気功は東洋発祥ですね。
日本人の先生からアジア圏の文化にまつわるものについて教えていただくことも初めて、認知科学・脳についての学びを深めていくことも初めてですが、これまでに得た知識と良い融合が絶対に起きると確信しています。
また、DK WORKSは野球を軸としたトレーニングの場です。
本来ボディーワークとスポーツは密接な関係であるはずですが、人々の人生において様々な業界を横断することは少なく、あらゆるスポーツや芸術家の調整にボディーワークが取り入れられるという環境には至っていません。
ボディーワーク(身体動作の研究)はものすごい発展を遂げているのに、届くべき人にあまり届いていない実態もあります。
ピラティスやロルフィングなどのクライアントはある程度裕福で、スポーツや芸術を仕事にしていない人の割合の方が大きいでしょう。
アスリートは競技で多忙かつ金銭的に余裕がない場合も多く、セッションが高額となるボディーワークまで手が回らない人も多いでしょう。
ざっくりですがこのような感じで業界は分断されており、あまり人の行き来が活発でないのは残念なところです。
せっかく身体の研究が進んでいるのに、身体操作を生業とする人々にその恩恵が行き渡ってはいない。
2021年にこんな雑な発言していいのかなあとも思いますが、まだスポーツ・身体芸術において理論より根性のようなものが優先されてしまうところがあるのも否めません。
”MIND, BODY AND SPIRIT”(心と身体と精神)という視点で考えてみると、奇妙な逆転現象があります。
BODY:ボディーワーク人気はスポーツが生業でない人が主に支えており、提供内容もクライアントの興味も身体面についてが多くを占め ”MIND AND SPIRIT” 部分が欠けている
MIND AND SPIRIT:競技者はいわゆる精神論で頑張ることも多く、”BODY”=身体面の知識がまだまだ足りていない
私は前者の”BODY”先行でやってきたので、”MIND AND SPIRIT”についての理論や実践が不足であると言えます。
野球…素人目線で大変申し訳ないのですが、高校野球の様子をテレビでチラ見するだけでも、なかなか昔ながらの根性論で頑張っている様子が伺えます。
しかし選手達の身のこなしは、余暇にボディーワークに取り組む一般の人々とは比較にならない素晴らしさです。
”MIND AND SPIRIT”が身体を動かす、まさにそれを体現しているかのようです。
野球の世界を覗いてみたい、その息吹を感じてみたいと思ったのは私に足りないものがそこにあるからでしょう。
ただやはり身体への負荷は大きいので、多くの選手が怪我に苦しんでいると…。
これは悲しいことです。でも人類は進化しており、競技や業界を問わずもっともっと良い変化が起こせるはず。
”MIND, BODY AND SPIRIT” どれもが欠けることなく、人々が身体と心を使いこなせるようになり、精神を高めていくこと。
その場を一つでも増やすべく、metamorphoseは邁進してまいります。
まずはやっぱり身体から!
ピラティスマシンを用いたパーソナルセッションはどハマりする人が多く、その様子を見させていただきながら「身体を動かすことは人間の根源的な欲求なんだなあ…」としみじみ感じています。
やっぱり、身体が動けば心も変わるのです。
大人が知識をつけて運動をして、めちゃくちゃ楽しく気持ち良く、本来の自分に戻れる瞬間。
動き、かつ頭も使います。死ぬほど考えます。
永遠に攻略できるのか分からない、自分の脳と身体…!
開発は1日でも早く始めた方が良く、そして一生続きます。
壊れない、しなやかで美しい身体と心。2021年もひたすらに追求していきましょう。
めるもがお供いたします
すべてはからだと心からー。
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