「床を押す」は人間の足にとって難しい!手での押し合いっこから始めよう

「床を押す」は人間の足にとって難しい!手での押し合いっこから始めよう

プロチアリーダーによる「初めてのマシンピラティスセッション動画」シリーズ第4弾

「床を押す」についてレクチャーしています。

ダンス、バレエをしている人なら何度でも聞いたことがあるキューイング。

動画内でも解説していますが「よく言われること」とは「できないこと」…。

(↓マリインスキー・バレエの石井久美子さんが床反力についてたくさんの動画を出してくださっています↓)

「床を押す」は人間の足にとって苦手、難しい行為です。

練習はstep-by-step、段階を踏んでいきましょう。

1. 足よりは器用に使える「手」で、まず「押す感覚」を掴む

2. 床のような反応のない無機物(無生物)に対し、こちらから一方的にアクションを起こすことは難易度がとても高い。

初段階では、生体反応が分かる・信号を送ってくれる有機物(生物/他の人間の手)と押し合いっこすることから始め、徐々に無機物(無生物/床)を押せるようになるための感覚を掴む。

そして【Push Up on the Mat】腕立て伏せに入ります。

上肢を壊さず肩甲帯の安定性を高めるやり方を動画内で説明しています。

安定筋群・スタビライザーを鍛えることはとても大切。

動画でインストラクターの動きをよく観察してみてください。

また、冒頭でダンサーにとって重要な筋肉の使い方・伸張性収縮やクラシカル・ピラティスの教師が言う「座るな」という謎ワードについても解説しています。

【Mermaid on the Chair】

Side Bend(側屈)では、側屈する方を伸ばす意識を持つことで美しいラインが保たれます。

側屈する側は縮んでしまいがち。

意識改革を!レボリューション!

また側屈などのUnfamiliar(馴染みのない)環境では固有感覚(Proprioception・運動感覚)が失われがちで、身体の美しい形を保つことが難しくなります。

ここでは「両肩の真ん中に頭を配置する」誘導を行い、エクササイズの回数を重ねる度に美しい首の長さが現れてきました。

首筋に胸鎖乳突筋がくっきりと浮き出る様はとても綺麗です。

【Twist on the Mat】

骨盤の安定性を保ちながら(こちらもスタビライザーを使いますね)、胸椎回旋の可動性を高める!

上肢の強化!

見た目以上にキツいですが、美しいエクササイズです。

【Short Box Series Saggital & Around The World on the Reformer】

ここで初めて、彼女の「できない(形にならない)」動き:Hinge Backが登場しました。

これは次回に続きます。

課題が生まれるのはとても良いことです。

それを乗り越えることで強くなれますからねー。

どんどんできないことを見つけて、どんどんできるようになっていきましょう。

めちゃめちゃ強くなるのだ!

撮影日: 2021年3月10日

今回の動画はピラティスを座学(理論)から始めて14回目のセッションです。

めるもの特徴としてはまず座学・理論から始めることと、私がとにかくデモンストレーションをします。

(初回座学は録画しておらず、既にトレーニングに入っている段階の動画になります。)

metamorphoseはかな〜り デモ・お手本を見ていただく割合が多いセッションスタイルです。

クライアントさんをマシンに乗せっぱなしではなく、何度も何度も私と交代しながら動きの精度を高めていきます。

生の視覚から入る情報量は非常に多く、見ることと動くことの両方からリアリティをゆらがせたい(気づきを得る、意識に上げる)ためです。

この長尺動画を見る人はほぼいないと思うのですが照れ、初期の頃からセッションの履歴をつけておいて変化を可視化したいという私のための記録でもあります。

(各クライアントさんへは行ったエクササイズを毎回テキスティングで共有しているのですが、全録画はさすがにしていないので…)


動画のクライアントさんはプロダンサーで身体能力は高いです。

でも彼女にとってピラティスは初めての試みで、このようにマンツーマンでのボディーワークの経験はこれまでほぼない状態です。

ダンサーに必要な知識と感覚を養いつつ、「激しくキレ良く」だけではない、丁寧に丁重に身体を扱う所作も身につけていけます!

幼少期からモダンバレエを習い、中学・高校時代は新体操部に所属。
大学在学時はソングリーディング部(チアダンス部)に所属し数多くの大会に出場。
世界大会、アジア大会、全日本で優勝などの成績を収める。
卒業後プロ野球オフィシャルチアチームに所属 。
キッズを中心にインストラクターとして活動をはじめる。

一般社団法人プロフェッショナルチアリーディング協会
オールスタープロチアリーダーズでは、都市対抗野球、ハンドボール、卓球、ビーチバレー、七人制ラグビー、サッカーなどの様々なスポーツ応援や企業様のイベント盛り上げなど多くのイベントに出演。
介護施設でのボランティア活動、養護学校や幼稚園訪問などを通して笑顔や元気をお届けしチアの魅力を伝える。
現在もプロスポーツチーム専属チアリーダーとして活動中。

受賞歴
・IASF THE DANCE WORLDS 2012(クラブチーム世界選手権)Open Jazz部門 優勝      
・ICU WORLD CHEERLEADING CHAMPIONSHIP 2012 日本代表 第2位                             
・USA Nationals in JAPAN Jazz部門 優勝・グランプリ                             
・ICU アジアオープンチアリーディング選手権大会 優勝                             
・ALL JAPAN CHEERDANCE CHAMPIONSHIP 2012 Cheerdance部門 大学生編成 優勝 等


すべてはからだと心からー。

どんな時も強くいられるマインドと女性らしい所作を、1対1で理論から学びましょう


横浜 ピラティス メタモルフォーゼ

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