【Hinge Back】腹筋群を求心性収縮で使ってみた(爆笑)
ダンサーにとって課題が見つけられた瞬間はうれしいものでもあります。
ダンスレッスンでは動けてしまうので個々の問題が見えづらく、上手くなりたいけどどこをどう練習したら分からない時期もあり…
ピラティスは様々な謎の動きwを行うのでその一助になります。
普段 Familiar movement(習慣的な動作)に隠れている問題が、Unfamiliar(馴染みのない)環境で炙り出されたりします。
今回は「Hinge Back(背筋をまっすぐに保ったまま後ろに倒れる運動)」でそれが発覚しました。
「できない〜」で大爆笑(よろこび)。
この動画(約8分)では、初めてHinge Backを行った時に腹筋の力が抜けてしまう問題が起こり、翌週のセッションで修正されるまでを編集しました。
インストラクターである私もはじめ阻害要因が分からなかったのですが、腹筋が弱いのではなく「後ろに倒れる時の腹筋の『使い方』に問題がある」ことに気づきました。
「使い方」=Strategy(ストラテジー)などと表現します。
筋力ではなくストラテジーの問題であることは多いのです。
筋トレで筋力アップすれば解決する問題ではなく「やり方」を見つけて伝えなければいけないので、インストラクターも頭をひねって考えていくしかありません。
我々の脳は動作を見た目で判断しやり方を勘違いをすることも多いので、そこを謎解きしていきます。
逆に言うと、やり方さえ分かれば既存の筋力でできることも多いのです。
Unfamiliar(馴染みのない)環境で様々な発見がもたらされる、これはピラティスの醍醐味だなーと思います。
具体的な解決策は「Hinge Back(背筋をまっすぐに保ったまま後ろに倒れる)する時に恥骨と肋骨を近づけながら行う」というストラテジーでした。
「Hinge Backでは、腹筋群を求心性収縮で使いましょう」ということです。
今、彼女はバスケ日本代表のチアチーム選抜(4期目)に向けて身体づくりをしている最中です。
ぜひ日本代表へ
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