ピラティスで運動不足は解消できるか?答えはNO!

ピラティスで運動不足は解消できるか?答えはNO!

前回「ピラティスの弱点」というテーマで記事を書きましたが、今回はその続編です!

ピラティスは豊かな気づきを与えてくれますが、それで全てが足りるかというと「全然足りない」というのが実情です…。

あらゆるピラティススタジオのホームページには「効果てきめん、肩凝り腰痛がなくなる、女性らしい身体に!」と美辞麗句が並んでいますが、それはただの広告です。

ピラティススタジオに通っている人がみんな健康的な美男美女でしょうか? そうではありません。

立位での運動も足りず、ストレッチも足りず、有酸素運動も足りません。

ロコモティブシンドローム(運動器障害)に抗うのに、ピラティスだけでは充分ではないのです。

運動強度が高くはないピラティスで成果を出していくためには、最低限セッションで得た気づきを24時間意識して日常生活を送ることが必要ですが、それすら為されていないこともしばしばです。

ピラティスに限らず、何かのメソッドで効果が出せる人はもともと意識が高いのです。

加齢に伴う機能低下に抗うのは並大抵のことではありません。
これまでの人生で考えたこともない、まさかのアスリートのような努力や集中力が要されるのです。
中年期以降になってから急にそんな生活に切り替えられる方はなかなかいないので、多くの方がロコモティブシンドロームに悩み、要介護リスクが高まっています。

人間は動物ですので本来とても運動量が高いものなのですが、実際に動物のように走り回らなければその身体機能は維持できません。
現代社会ではその動物としての動きがほぼなくなってしまいました。

例えば、「腕立て伏せなんて特別な運動好きの人がやるもの」というようなイメージですが(わたし自身もそうだったのですが)、所詮そのような認識だから運動器が機能せず退化していくのです。

講師の先生から「腕立て伏せは『誰でも』できるべき、(怪我や病気の場合を除いて)『誰でも』です。人の身体にはその機能があるからです」と言われた時には驚いたのですが、確かに現実には身体機能としてそのようなところが最低限のラインであるのに、そうは認識されていないためロコモティブシンドロームのような問題が社会現象となってしまうのです。

わたしのパーソナルを受けている方にはできるだけロコモになってほしくありません。さらに望むならば、その人次第で美意識も高い美女に変身してほしいという思いで真剣にセッションに取り組んでいます。
メタモルフォーゼ(変身)というスタジオ名の由来でもあります。

要介護リスクからの脱却と、美女…? 一見遠いように感じますが、同義です。すなわち「健康」です。

「なんとか運動する手だてを見つけよう」としただけでも素晴らしいのですが、ピラティスだけではとても頼りないです。ロコモにならないためには現状の運動量が充分ではないことをはっきりと自覚し、日々のセッションと生活に臨んでいただければと思います!


バレエのためのピラティスを解剖学から教える、完全パーソナルの個人スタジオ 横浜 metamorphoseを主宰しています。

 

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ピラティス専門のブログ記事が好評をいただいており大変うれしく思います。
このブログでは日常を綴っていますが、↑こちらでピラティスの技術的なことがらに関する記事を書いています。

ピラティスにご興味のある方はぜひお読みください。

ポールスター・ピラティスは医療の専門家が解剖学に基づいてアレンジしたピラティスです。

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